タニタは7月18日、従業員の健康づくりに取り組む企業をサポートする出張健康づくり活動「私たちメンテナンス」サービスの提供を開始すると発表した。
タニタは1944年に会社を設立。1959年に家庭用体重計を「ヘルスメーター」として発売して以降、その時代ごとの健康に関する社会課題に取り組んできたという。今回の私たちメンテナンスサービスは、設立80周年記念事業として行われるもので、ひとりひとりがからだづくりや健康づくりを継続的に行うことを「私たちメンテナンス」と定義し、支援する。具体的には、希望する企業や団体をタニタの従業員が訪問し、タニタのプロフェッショナル仕様の健康計測機器を使った健康チェックと計測結果にもとづくカウンセリング、健康セミナーなどを実施する。
タニタの運動機能分析装置「zaRitz(ザリッツ)」BM-220とプロフェッショナル仕様の体組成計「MC-780A-N」を活用し、活動的に日常生活を送るために必要となる体力のレベルをチェックを行う。体力をはじめ各計測項目が同世代と比べてどのレベルにあるか、何歳相当の体力があるかが確認できるという。さらに、参加者に対して個別のカウンセリングも実施。計測結果に応じて、食事、運動、休養面で体力レベルを向上させるための具体的な行動を紹介する。また、参加する企業の希望に応じて、健康セミナーも実施し、体力向上やビジネスパーソンの不定愁訴の解消に役立つポイントを解説するという。
私たちメンテナンスサービスの対象となるのは、日本国内に拠点がある企業や団体、自治体などの法人。応募条件は従業員など70人以上の働き手が参加できること。対象地域は日本全国で、1日1会場限定で実施する。実施にかかる費用は無料。特設ウェブサイトで申し込みを受け付け、応募期間は7月18日から9月30日まで、サービスの提供は2025年3月末日までを予定している。
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