NTTドコモ モバイル社会研究所では、2024年2月に健康意識とICT利活用に関する調査を実施。そのなかから、スマートウォッチに関する結果を6月13日付けで公開した。
スマートウォッチの所有率はいずれの世代も1割~2.5割ほど。3年未満に所有した人が、そのなかでの半数以上を占めていた。男女ともに15~39歳の世代が、1年未満に所有した割合が4~5%と、直近での所有率ののびがみられたという。
スマートウォッチ所有者の所有理由を単一回答で聞いたところ、どの世代でも最も高かったのは「健康管理・増進のため」。特に60代以上は、男女ともに6割を超える理由になっていた。一方15~59歳では、「便利機能のため」が約2割と、60代以上に比べて高くなっていた。
男女別では、「スポーツの記録・サポートをするため」が、女性に比べて男性の方が約8ポイント高くなっていたという。複数回答で所有理由を聞いた結果については、「健康のため」がどの世代も最も高くなっている。
スマートウォッチには、携帯電話会社の回線契約ができるものもある。これについて調べたところ、全体ではスマートウォッチ所有者のうち約25%が回線契約をしていたという。回線契約率は年代が若い方が多く、また、いずれの世代でも女性の方が多い傾向があるとしている。
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