「ゆうパック」と「はこビュン」、新幹線で規格外の桃を輸送--陽と人、日本郵政、JR東が実証実験

 陽と人(ひとびと)、日本郵政、日本郵便、東日本旅客鉄道(JR東日本)の4社は6月5日、化学肥料や除草剤不使用の桃および規格外の桃を、「ゆうパック」と新幹線を活用した荷物輸送サービス「はこビュン」が連携して輸送する実証実験を行うと発表した。

 実証期間は、7月16日~9月6日の28日間。陽と人がプロジェクト企画を行い、日本郵政グループが福島駅までの配送と東京駅からの配送、JR東日本グループが福島駅から東京駅間の新幹線輸送を担当する。販売商品は1万2270円(消費税・送料込、内容量2kg、限定200箱)の「桃源の極み」、5100円(消費税・送料込、内容量2kg、限定350箱)の「訳あり桃(上)」、2800円(消費税・送料込、内容量1.5kg、限定2200箱)の「訳あり桃」の3種類。

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 配達は関東地域限定で、6月10日~8月16日の期間にふるさと小包のチラシで購入申し込みをする。「やまびこ146号」を利用して輸送し、日本郵便とJR東日本による新幹線への積込オペレーション、日本郵政グループの配送網を活用した駅への持込オペレーションなど、新幹線による荷物輸送のオペレーションを改善する。また、「栽培方法を工夫した農産物や規格外農産物を、消費者が理解して購入し、直接届く」という新しいサプライチェーンの実現と検証、環境負荷の低減を目指した商品や物流に対する消費者意識の調査も同時に行い、9月以降に効果を検証するという。

 陽と人によると、農業分野は「収入の不安定さ」や「温暖化の影響による農地への影響」、物流分野は「物流の2024年問題」や「CO2排出量削減」とそれぞれが課題を抱えており、業種業界の垣根を超えて整理する必要があると考え、本実証の実施に至ったという。実証では陽と人、日本郵政グループ、JR東日本グループが所有するリソースやノウハウを活用し、各領域の課題を解決するだけでなく、各社が生産から販売までの架け橋となり、将来世代や地球環境にポジティブな影響を与える仕組みを作るとしている。

 また、日本郵政グループとJR東日本グループによる「社会課題の解決に向けた連携強化」に関する協定に基づき、環境負荷を低減させるために輸送手段を転換する「モーダルシフト」の選択肢を拡大することにも期待しているという。

プレスリリース

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