楽天モバイルは5月2日、「Rakuten 最強プラン」の新プログラムとして、「最強こどもプログラム」を発表した。同日18時から開始する。
12歳以下のRakuten 最強プランユーザーを対象に、月々のデータ利用料が3GB以内であれば「楽天ポイント」を440ポイント、3GBを超える場合は110ポイントを、満13歳となる前月まで毎月還元する。
最強こどもプログラムは、専用ページからエントリーするだけで簡単に申し込み可能。2月に開始した「最強家族プログラム」の毎月100円(以降、価格は全て税別)の割引と併用することで、3GB以内の実質利用料金を480円にできるイメージだ。ただし、「Rakuten最強プラン(データタイプ)」と、「Apple Watch ファミリー共有」は最強こどもプログラムの対象外としている。
なお、22歳以下を対象に3月に開始した「最強青春プログラム」の利用ユーザーが12歳以下の場合、最強こどもプログラムに自動移行する。
また、最強こどもプログラムの利用ユーザーが13歳になった場合は、最強青春プログラムへ自動移行する。以降23歳になるまで、毎月110ポイントを還元するという。
楽天モバイル マーケティング企画本部 本部長を務める中村礼博氏は、「最強家族プログラムの提供開始以降、家族による申し込みは2倍に伸びた。4月には(最強家族プログラムの)提供条件となる家族の定義をアップデートし、同一名字から、名字の異なる家族、親戚、事実婚、同性パートナーなどの幅広い家族の形態からの申し込みを可能としている。また、最強青春プログラムの提供開始以降、22歳以下の申し込みも2倍に伸びた」と話す。ネットワークの改善やさまざまな施策の結果として、4月3日時点のMNO契約数は650万回線を超えたという。
一方中村氏は、今回発表した最強こどもプログラムの対象となる、Z世代の次となる「アルファ世代」について言及。「アルファ世代の子どもたちが活躍するためには、スマホをどう使いこなして進化とどう向き合うか、世界とどうコミュニケーションするかが非常に重要になる。しかし、現時点でのアルファ世代のスマホ所有率は高くない」と話す。
中村氏は、「楽天モバイルは、スマホを基本的人権と捉えている。現在のスマホは家族や友人との連絡、決済や語学、 AI学習、買い物、医療、娯楽と、あらゆるサービスの入り口となり、それは大人でも子どもでも変わらない。今後日本がさらに発展するため、日本が世界をリードするため、誰でも手軽にスマートフォンを持てる社会、日本を作りたい」と語った。
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