Appleは「M3」チップのリリースから1年も経たないうちに、人工知能(AI)に主眼を置いた新たな「M4」チップで「Mac」の全ラインを刷新することを計画しているという。BloombergのMark Gurman氏が報じた。
Macの売上高は2023年度に前年度比で約27%減少している。そのため、Appleがイノベーションの最前線にとどまりつつ、コンピューター製品に抜本的な変更を加えるという決断は妥当といえる。
Bloombergの情報源によると、M4には3つのバージョンがあるという。エントリーレベルの「Donan」、その上の「Brava」、最上位の「Hidra」だ。
この報道によると、2024年後半から2025年にかけて、M4を搭載した14インチと16インチの「MacBook Pro」や13インチと15インチのMacBook Airなどが登場する見込みだという。なお、MacBook Airは3月にM3を搭載したばかりで、「iMac」とMacBook Proは2023年10月にM3にアップデートされている。
さらに先のことを考えると、Appleの最上位機種である「Mac Pro」は、おそらくHidraチップを搭載し、2025年中盤以降にリリースされるかもしれない。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」