楽天グループは4月11日、傘下のViber Mediaが提供するメッセージングアプリ「Rakuten Viber」のスマートフォン版で、グループチャットの未読メッセージを要約する新機能「AIチャットサマリー」の提供を開始したと発表した。
OpenAIの生成AI技術を活用し、グループチャット内の未読メッセージから要点を抽出し、箇条書きの要約文を瞬時に作成するという。
AIチャットサマリーは、未読メッセージがあるグループチャットを開き、チャット内に表示される「要約を取得」ボタンをタップすることで、要約文を作成する。最小7件から最大100件までの未読メッセージを要約できるという。
たまった未読メッセージをさかのぼって確認する必要がなくなり、メッセージのやり取りに費やす時間や労力を最小限にとどめ、意思決定や生産性の向上に寄与する。
AIチャットサマリーは、データのプライバシーと安全性を最優先に考慮して開発。要約したメッセージはユーザー名以外の識別子を一切含まず、特定のメッセージ内容をグループメンバーに紐づけることはできない。また、楽天グループとViber Mediaがユーザーが入力した情報を収集しない仕様だという。
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