「ウェザーニュース」に高度別の気象予測「空の天気Ch.」--ドローンなどの運航支援

 ウェザーニューズは、同社が提供している天気アプリ「ウェザーニュース」について、高度別の詳しい気象予測が確認できる「空の天気Ch.」を、4月4日付けでリリースした。

 空の天気Ch.では、上空の高解像度な気象予測を日本全国どこでも見ることが可能。ドローンの運航に重要となる上空100m付近を含む5つの高度(上空100m付近/1500m付近/3000m付近/5700m付近/9600m付近)の風向、風速と気温の予測がマップ上で確認できるほか、運航判断や空撮で気になる下層の雲の予測も見ることができる。マップは自由自在に拡大・縮小ができ、見たいポイントの予測を詳しく確認することもできる。予測は1時間ごとに確認できるため、飛行予定時間の気象予測をチェックしたり、安全に飛行できるタイミングを判断したりするのに役立つという。

 有料会員向けには、低空域のより詳細なピンポイント予報も利用可能。ドローンポートや空港など任意の地点で検索すると、その地点の上空150mまでを7段階(0m/20m/50m/70m/100m/120m/150m)に分けた高度別の風向、風速と気温の予報を10分ごとに表示。風速に基づいたドローンの運航可否を「影響なし」「注意」「飛行不可」の3段階で、気温低下によるバッテリーへの影響を「影響なし」「注意」「警戒」の3段階で判定して表示。さらに地上付近の1時間ごとの天気、降水量、気温、風と10日先までの天気、気温、降水確率も閲覧することができる。

「空の天気Ch.」
「空の天気Ch.」

 ウェザーニューズではこれまで、飛行機やヘリコプター、ドローンなど、空に関わる様々な企業を気象情報でサポート。近年では、ドローンや空飛ぶクルマなど次世代エアモビリティの社会実装への動きが進むなかで、上空の気象情報の重要性はこれまで以上に増してきているという。こうした動向を背景に、これまで企業向けに提供してきた気象情報を、ウェザーニュースアプリの「空の天気Ch.」として個人の方にも広く利用できるように開発。ドローンや空飛ぶクルマの運航に関わる方だけでなく、パラグライダーやハンググライダー、熱気球などスカイスポーツ愛好者や、空に関わる全ての方の安全を気象情報から支援するとしている。

プレスリリース
「ウェザーニュース」(アプリ)公式サイト

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