パナソニック サイクルテックは4月3日、子ども向けの電動アシスト自転車スポーツタイプ(eバイク)「XEALT SJF」を6月上旬に発売すると発表した。
eバイクブランド「XEALT」(ゼオルト)の新ラインアップとなる。販売価格(以降、価格は全て税込)は17万2000円。
XEALT SJFは、身長135~150cmを対象とする車体設計と、停車時でも安心して足をつけることができるフレームのサイズ、24×1.90のタイヤ、踏み込む力に応じてメリハリのあるアシストを行う「XEALTチューニング」を施した2軸モーター「カルパワードライブユニット」などを採用。ダウンチューブバッテリーは25.2V、12.0Ahとなる。
フレームトップチューブに内蔵された電源スイッチは、子どもでもわかりやすいオンとオフの切り替えのみという、シンプルな仕様を採用。常時点灯ライトの搭載で昼夜を問わず被視認性が向上し、安心して走行できるという。カラーは「マットブラウニッシュブラック」「ジェイドパールグリーン」の2種類となる。
同時に、外遊びの可能性を広げるスポーツユーティリティーバイク「XEALT S3F」も6月上旬に発売する。販売価格は19万5000円。
アクティビティーの幅を広げるフロントサスペンションフォーク、雨天時や雨上がりの路面を走行する際に活躍するフルドロヨケ、日常使いに便利なクラス10仕様のリアキャリアを標準で装備。XEALTチューニングを施したカルパワードライブユニットにより、軽量ながらも高いペダル回転数が可能。eバイクらしい乗り心地が特徴になるという。
390mmと440mm、2種類のフレームサイズに加え、停車時に跨った際の安定感を考慮したトップチューブ高や、走破性と取り回しの良さの両方を加味した27.5×2.0のタイヤを採用。体格に関係なく、初めてスポーツバイクに乗る人でも扱いやすく、通勤通学から週末のアクティビティーまで幅広いシーンで利用できるという。カラーはジェイドパールグリーンのほか、「シャインパールホワイト」「スカーレットパール」「メタリックダークグレー」の4種類となる。
パナソニック サイクルテックによると、昨今の環境負荷軽減に向けた取り組みや健康志向の高まりから、自転車を用いたレジャーが注目を集めているという。また、サイクルツーリズムやガイド付きのサイクリングイベントが機運を高めている。
一方、eバイクはこれまでも体力差のある親子や友人同士でサイクルツーリズムやポタリングを楽しむための手段として注目されてきたが、大人向けのeバイクと比較して子ども向けのeバイクは種類が少なかったという。親子でeバイクを利用したサイクリングを楽しみたいという声が多くあったとしている。
今後は、子ども向けの講習会、親子で楽しめるサイクリングイベントなどを予定する。子ども向けのXEALT SJFとXEALT S3Fを組み合わせ、親子で一緒にeバイクのアクティビティーを楽しめるとしている。
プレスリリースCNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
住環境に求められる「安心、安全、快適」
を可視化するための“ものさし”とは?
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
「程よく明るい」照明がオフィスにもたらす
業務生産性の向上への意外な効果