LIXILは4月3日、太陽光発電ブラインド「PVロールスクリーンシステム」の実証を開始すると発表した。福岡県宗像市と協定を結び、市内3カ所の施設で実施する。
PVロールスクリーンシステムは、LIXILが2022年に開発したもの。既築ビルの窓まわりへ屋内から後付けで設置ができ、夏場の日差しを遮る遮光性や、冬場の窓からの冷気を遮断する断熱性などの通常のロールスクリーンとしての機能も持つ。蓄電機能のほか、USB-C PD(Power Delivery)に対応しているほか、DCジャックも搭載し、電力取出機能も備える。
実証実験では、災害時の避難場所に指定されている宗像市役所、東郷地区コミュニティ・センター、城山中学校へPVロールスクリーンを設置。災害時の電力源のほか、遮光性や断熱性能など通常のロールスクリーンとしての使い勝手も確認していくという。
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