EcoFlow Technology Japan(EcoFlow)は3月22日、Earth Hour Dayにあわせ、ポータブル電源だけで作る自家発電オフィスを披露した。オフィスの照明やエアコンはすべてオフにし、太陽光を使って充電したポータブル電源からPCなどを動かした。
Earth Hour Dayは、世界中の人々が同じ日、同じ時刻に消灯することで地球温暖化防止と環境保全の意志を示す、世界最大の環境アクション。本来であれば、3月23日が該当日になるが、休日のためEcoFlowでは1日前倒しで実施した。
自家発電オフィスでは、当日オフィス内にいた5名のスタッフが勤務。オフィス内には、ポータブル電源「DELTA Pro/2 Max」などを設置し、スタッフのPCはすべてポータブル電源につながれていた。そのほか、電動ケトルなども用意され、お茶を飲むなど、通常のオフィス勤務と同様の行動を実現していた。
使用していたポータブル電源はいずれも事前に太陽光を使って充電したもの。自家発電オフィスは10~11時までの間、実施された。
EcoFlow Technology Japan シニアPRマネージャーの寺井翔太氏は「ポータブル電源の魅力は、アウトドア、防災用だけでなく、日常的にも使えるところ。その上脱炭素にもつながる。いわゆる商用電源を使わない生活を体験していただければと思う」とコメント。
オフィス内では、天井の照明やエアコンなどをすべてオフにしていたが、日当たりが良いため、暗さや寒さなどは感じなかった。今回実施した自家発電オフィスの試みは今回初めてチャレンジしたもの。EcoFlowの海外オフィスなどでも実施しておらず、日本発の取り組みになったという。
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