オープンソース自動運転ソフトウェアを手がけるティアフォーは、半導体設計の英Armと自動運転システムの開発分野で協業する。
Armは、自動運転車システムの開発および運用に用いるプラットフォーム「Web.Auto」を提供中。Web.Auto内の開発ツールとしては自動運転シミュレーターや各種制御機能の検証用ツールを、運用向けには車両管理や遠隔監視用のシステムを用意している。
今回の協業では、「Amazon Web Service(AWS)」クラウド上のArmアーキテクチャー仮想コンピューティング環境とWeb.Autoを統合する。クラウド上で自動車向けプラットフォームと仮想環境を組み合わせることで、自動運転向けハードウェアやチップの開発にかかる期間の短縮につながるという。
これにより、自動車メーカーやチップメーカーなどは、物理的なハードウェアを製作することなく、自動運転システムに適したハードウェアやアーキテクチャーを評価できるとしている。
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