Googleは、「Android」スマートフォン向けの「Googleメッセージ」アプリに追加する、吹き出しや背景をカスタマイズする機能をテストしている。これは、自社のRCSメッセージサービスを差別化するためのGoogleの新たな手段とみられる。
Android Policeがいち早く報じたように、このベータ機能は背景やチャットの吹き出しの色を選べるというもの。デフォルトのテーマは、端末の壁紙をベースとしたAndroidの「Material You」カラースキームに従ったものになるが、これを変更できるようになる。
「iMessage」に対抗する標準規格としてGoogleが推進するRCSは、高品質な画像の送信や暗号化などの機能を提供するものだ。利用が拡大していることで、Appleも2024年に「iPhone」でRCSをサポートする計画を明らかにしている。それによって、吹き出しの色をめぐる論争が落ち着くかどうかは不明だが、今回Googleがテストしている機能は、iPhoneを使う友人のチャットの吹き出しの色を、自分の端末上で緑色(または青色)に変更できるようになることを意味する。
この新機能がいつ一般ユーザーに提供されるかについてはまだ情報がない。Googleにコメントを求めたが、直ちに回答は得られなかった。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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