2024年に入って既に複数の新製品を発表しているサムスンだが、「Galaxy A55 5G」と「Galaxy A35 5G」というミッドレンジのスマートフォン2機種が、新たにそのラインナップに加わった。いずれも同社のセキュリティシステム「Knox Vault」を搭載している。また、A55 5Gでは暗い場所でもより鮮明な写真が撮影できるという。
Knox Vaultとは、端末のメインプロセッサーから物理的に隔離された、セキュアなサブシステムだ。「Galaxy S」シリーズなどには以前から搭載されているが、 より手頃な価格帯のGalaxy Aシリーズに搭載されるのは今回が初めて。
どちらの機種も、6.6インチの画面、120Hzのリフレッシュレート、5000mAhのバッテリーを備えるが、カメラのハードウェアにいくつかの違いがある。Galaxy A55 5GはそのAI画像信号処理により、よりくっきりとした写真が夜間に撮影できるという。一方、インド向けのGalaxy A35 5Gの公式製品ページには、改良されたニューラルプロセッシングユニット(NPU)と、低光量写真向けに強化されたセンサーが搭載されていると記載されている。
Galaxy A55 5Gは、5000万画素のメインカメラ、1200万画素の超広角カメラ、500万画素のマクロカメラ、3200万画素のフロントカメラを備える。Galaxy A35 5Gも5000万画素のメインカメラと500万画素のマクロカメラは同じだが、超広角カメラは800万画素、フロントカメラは1300万画素となっている。
サムスンのプレスリリースには、両製品のデザインについてあまり詳しく記載されていないが、同社のインドとマレーシアの製品ページには、背面ガラスに「Corning Gorilla Glass Victus+」が採用されていて、IP67の防水性能を備え、Galaxy A55 5Gにはメタルフレームも採用されていると記載されている。それらの製品ページによると、どちらの端末も8コアプロセッサを搭載するとのことだ。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」