サムスン、ミッドレンジの「Galaxy A55 5G」「Galaxy A35 5G」を発表

Lisa Eadicicco (CNET News) 翻訳校正: 編集部2024年03月12日 14時01分

 2024年に入って既に複数の新製品を発表しているサムスンだが、「Galaxy A55 5G」と「Galaxy A35 5G」というミッドレンジのスマートフォン2機種が、新たにそのラインナップに加わった。いずれも同社のセキュリティシステム「Knox Vault」を搭載している。また、A55 5Gでは暗い場所でもより鮮明な写真が撮影できるという。

Galaxy A55 5G
Galaxy A55 5G
提供:Samsung Malaysia

 Knox Vaultとは、端末のメインプロセッサーから物理的に隔離された、セキュアなサブシステムだ。「Galaxy S」シリーズなどには以前から搭載されているが、 より手頃な価格帯のGalaxy Aシリーズに搭載されるのは今回が初めて。

 どちらの機種も、6.6インチの画面、120Hzのリフレッシュレート、5000mAhのバッテリーを備えるが、カメラのハードウェアにいくつかの違いがある。Galaxy A55 5GはそのAI画像信号処理により、よりくっきりとした写真が夜間に撮影できるという。一方、インド向けのGalaxy A35 5Gの公式製品ページには、改良されたニューラルプロセッシングユニット(NPU)と、低光量写真向けに強化されたセンサーが搭載されていると記載されている。

Galaxy A35 5G
Galaxy A35 5G
提供:Samsung

 Galaxy A55 5Gは、5000万画素のメインカメラ、1200万画素の超広角カメラ、500万画素のマクロカメラ、3200万画素のフロントカメラを備える。Galaxy A35 5Gも5000万画素のメインカメラと500万画素のマクロカメラは同じだが、超広角カメラは800万画素、フロントカメラは1300万画素となっている。

Galaxy A55 5G
Galaxy A55 5G
提供:Samsung

 サムスンのプレスリリースには、両製品のデザインについてあまり詳しく記載されていないが、同社のインドとマレーシアの製品ページには、背面ガラスに「Corning Gorilla Glass Victus+」が採用されていて、IP67の防水性能を備え、Galaxy A55 5Gにはメタルフレームも採用されていると記載されている。それらの製品ページによると、どちらの端末も8コアプロセッサを搭載するとのことだ。

この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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