[ブックレビュー]心がパンクしそうになった時に読みたい--「まいにちメンタル危機の処方箋」

フライヤー編集部2024年03月23日 08時00分
大和書房
内容:ネガティブな感情には振り回されず、メンタルをラクにして穏やかに生きられたらどんなによいだろうか。こんな悩みを持つ方に向けて、よりよく過ごすための「セルフケア」を教えてくれるのが本書だ。

 感情とはいったい何だろうか。心理学者ロバート・プルチック氏の「Wheel of Emotions(感情の輪)」のモデルによると、大きく分けて52種類もの感情があるという。喜び、不安、怒り、モヤモヤ、切なさ。わき出てくる感情をコントロールするのは難しいものの、ネガティブな感情には振り回されたくない。メンタルをラクにして穏やかに生きられたらどんなによいだろうか。

 こんな悩みを持つ方に向けて、よりよく過ごすための「セルフケア」を教えてくれるのが本書だ。実は、ネガティブな感情も生存のために獲得した重要なものだという。ただし、その感情は間違いだったり過剰だったりすることも多い。だからこそ、感情が下した評価を正しいかどうか再評価する必要がある。本書では、その再評価を「モニタリング」と表し、そのプロセスや、具体的なケース、モニタリングがうまくなるワーク、セルフケアの処方箋を解説している。

 著者の内田舞さんは、ハーバード大准教授・脳科学者・精神科医・3児の母の顔を持つ。科学的な知見に基づいた、日常に取り入れやすい処方箋を、優しい語り口で教えてくれる。一見すると「簡単そう」と思うかもしれない。だが、苦しみの渦中ではなかなか実践するのは難しい。「気負わず、自分に合うセルフケアを試して、穏やかに過ごしてほしい」という著者の願いが、本書には一貫して流れている。

 ときどき心がパンクしそうになる、モヤモヤが続くという方に、「自分に優しく向き合うためのヒント」が詰まった本書をいち早く届けたい。

今回ご紹介した「まいにちメンタル危機の処方箋」の要約記事はこちら。この記事は、ビジネスパーソンのスキルや知識アップに役立つ“今読むべき本”を厳選し、要約してアプリやネットで伝える「flier(フライヤー)」からの転載になります。

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