Uber Eats、3月から都内でロボットによる配達サービスを開始--三菱電機とCartkenが協力

 Uber Eats Japanは、東京都内の一部地域で自動配送ロボット(Unmanned Ground Vehicle:UGV)による食品配達サービスを3月中に開始する。三菱電機と米Cartkenとの業務提携を通じて実施していく。

Uber Eatsが都内でロボットによる配達サービス(出典:3社)
Uber Eatsが都内でロボットによる配達サービス(出典:3社)

 配達に使用するロボットは、Cartkenの「Model C」。最高速度を時速5.4kmに抑え、歩道を走行できるようにした。サイズは長さ71cm×幅46cm×高さ60cmで、最大27L、20kgまでの荷物を運べる。荷物を入れる内部の積載スペースは断熱性があり、食品の温度を適切に保てるという。

Cartkenのロボットを使用(出典:3社)
Cartkenのロボットを使用(出典:3社)

 Uber EatsがUGV配達サービスを提供するのは、米国に続き2カ国目。フロリダ州マイアミでのサービスも、Cartken製ロボットを使っている。

 三菱電機は、Cartkenのロボットを日本で使用できるよう適合作業などを担当。同様の取り組みは、楽天の配送サービスでも行った。

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