動画配信サブスクリプションサービスは米国人にとって、かつてのケーブルテレビと同程度に主流になっており、Statistaの調査によると、83%の人々が少なくとも1つの動画配信サービスに加入している。しかし、配信サービスを使用することで出費が減っているわけではないかもしれない。
新しいレポートによると、サブスクリプションサービスを利用する米国人は、平均で年間924ドル(約13万9000円)のサブスクリプション料金を支払っているという。月額にすると77ドル(約1万2000円)だ。また、調査した5000人のサブスクリプションサービス利用者の25%は1カ月あたり100ドル(約1万5000円)、5%は1カ月あたり200ドル(約3万円)を支払っている。
Bangoが調査して公開したレポート「Subscription Wars 2024」からは、米国人がサブスクリプションサービスにどれだけ支出しているか、また、広告がないなどの特典のためにどの程度支出しても構わないと考えているかが、垣間見える。
サブスクリプションサービス利用者の57%が最近の値上げを理由に解約した一方で、36%は広告ありのプランが導入された後にサブスクリプションをアップグレードしている。また、利用したいすべてのサブスクリプションに加入する金銭的余裕はないと感じると回答した人は67%いた。
サブスクリプションサービス利用者は、広告付きの有料版に反対する様子もうかがえた。調査対象者の78%が、有料サブスクリプションサービスでは広告を表示するべきではないと回答した。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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