北國フィナンシャルホールディングスのグループ会社である北國銀行は2月15日、石川ツエーゲンが運営するサッカーチーム「ツエーゲン金沢」の2月18日以降の主催試合から、「金沢ゴーゴーカレースタジアム」での完全キャッシュレスに対応すると発表した。
2月18日は、ツエーゲン金沢とカターレ富山が対戦する「金沢スタジアムオープニングマッチ」を予定している。
キャッシュレス対応するのは、飲食売店、チケット売り場、ファンクラブブース、場内外グッズショップ。「Visa」カードをはじめとするクレジット・デビットカード、電子マネー、QRコードなど、さまざまなキャッシュレス決済に対応するという。
また、一部を除き現金の利用ができなくなる。これまで現金決済しか利用したことがない利用者向けに、2024年秋頃を目処に、試合会場でプリペイドカードを購入・チャージできるよう準備するとしている。
北國銀行によると、今回の完全キャッシュレス対応の取り組みに必要となる決済端末などの導入費用は、「北國DXキャッシュレスファンド」を活用するという。同ファンドは、企業や地方自治体などの課題解決、生産性向上に向けたDXやキャッシュレス化などの取り組みをサポートするため、総額10億円のファンドを設定している。
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