MMDLaboが運営するMMD研究所は2月7日、「2024年1月ポイント経済圏のサービス利用に関する調査」を実施したと発表した。
調査期間は1月19~22日で、調査対象は、13問で構成する予備調査が18〜69歳の男女で、10問で構成する本調査がポイント経済圏メイン利用者。有効回答は、人口構成比に合わせてウエイトバックを実施した予備調査が2万5000人で、本調査が2500人となっている。
なお、各経済圏における調査人数の状況は、ドコモ経済圏(n=500)、au経済圏(n=500)、PayPay経済圏(n=500)、楽天経済圏(n=500)、イオン経済圏(n=250)、Vポイント経済圏(n=250)。また、Vポイントには、「Vポイント」メイン利用者と「Tポイント」メイン利用者が混在するとしている。
調査では、18〜69歳の男女2万5000人を対象に、現在活用している共通ポイント(複数回答可)と、その中で最も活用している共通ポイントを調べている。現在活用している共通ポイントは「楽天ポイント」が59.3%と最も多く、次いで「Tポイント」が48.3%、「Pontaポイント」が40.5%となった。
最も活用している共通ポイントは、「楽天ポイント」が34.1%と最も多く、次いで「dポイント」が14.4%、「PayPayポイント」が12.4%となっている。また、経済圏を意識しているかをきくと、「意識している」が58.0%、「意識していない」が42.0%という結果だった。
ポイント経済圏別でみると、「意識している」割合が多いのは楽天経済圏が42.0%と最多。次いでPayPay経済圏が27.0%、ドコモ経済圏が22.0%という結果となった。
ポイント経済圏を意識している1万4488人を対象に、最も意識しているポイント経済圏を調べると、最も多いのが「楽天経済圏」の45.7%。次いで、「PayPay経済圏」の18.1%、「ドコモ経済圏」の16.3%だった。
ポイント経済圏メイン利用者2500人を対象に、共通ポイントを使ったり貯めたりするため、メインで利用している経済圏を意識し始めたきっかけを調べた。
その結果、ドコモ経済圏(n=500)は「クレジットカード所有」が22.4%、au経済圏(n=500)は「モバイル通信利用」が30.0%、PayPay経済圏(n=500)は「QRコード決済利用」が50.2%、楽天経済圏(n=500)は「ECサイト利用」が33.0%、イオン経済圏(n=250)は「電子マネー利用」が42.4%、Vポイント経済圏(n=250)は「クレジットカード所有」が54.4%とそれぞれトップとなっている。
また、メインで利用している経済圏の総合満足度を調べると、満足割合(「満足」と「やや満足」の合計)は、PayPay経済圏(n=500)が81.8%で最も多く、次いでイオン経済圏(n=250)の78.4%、楽天経済圏(n=500)の73.0%だった。
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