ドイツを拠点とするオンライン大学Tomorrow University of Applied Sciences(ToU)は米国時間2月6日、Appleの複合現実(MR)ヘッドセット「Vision Pro」向けネイティブアプリで受講できる没入型の新たなMBA(経営学修士)プログラムを米国で開始すると発表した。ToUは、サステナビリティー、リーダーシップ、ビジネスイノベーションを学ぶMBA課程の対象を米国に拡大し、空間コンピューティングを通じて独自のプログラムを提供する。
受講料はVision Proの料金も含むが、かなり高額で、「Impact MBA x Vision」プログラムは2万1000ドル(約310万円)だ。ただし費用には、18カ月のオンデマンド授業の完全バーチャルプログラムのほか、週1回の朝食時または昼食時のセッションも含まれている。
ToUは、サステナビリティー、リーダーシップ、ビジネスイノベーションに重点を置くMBAプログラムの受講者が欧州で増えてきたことを受けて、その没入型バージョンであるImpact MBA x VisionをVision Proのネイティブアプリとして開発した。
このMBAプログラムは、Vision Proを使った没入型体験にするだけでなく、ビジネス教育においてサステナビリティーを推進できるよう設計されている。目的は、卒業生が環境社会のガバナンスプロセスを通じて組織を主導し、ビジネスを持続可能な形で変革して成長させられるようにすることだ。
授業料は総額2万1000ドルだが、早期割引と奨学金が用意されており、1万6000ドル(約240万円)ほどまで減額できる。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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