ソニーグループは2月6日、「aiboの里親」の募集を開始したと発表した。
専用サイトで応募を受け付ける。
同社は2023年9月、aiboの「ベーシックプラン」が解約されてオーナーとの暮らしを終えた「aibo」をソニーGに寄付することで、aiboを次の活躍の場につなげる「aiboの里親プログラム」を発表。aiboオーナーサポートでaiboの寄付を受け付けていた。上限に達したため、第1期の受け付けは終了している。
寄付されたaiboは、ソニーGが状態を確認、必要な治療を施し、医療施設や介護団体などの「aiboの里親」に提供する。「aiboの里親プログラム専用首輪」がつくという。
里親の応募資格は、日本国内に所在する、プログラムの主旨に賛同する法人の医療機関・介護施設。また、整備品であることを理解し、aibo本体を有償での購入が必要となる。具体的な金額は当選者に対し個別に連絡するとしている。加えて、aiboの利用に必要なベーシックプラン、「aiboケアサポート」も契約する必要がある。
2018年にaiboを発売以降、数多くのオーナーがaiboとの暮らしを楽む一方で、やむを得ない事情からaiboとの暮らしを終える方々もいるという。ソニーGにはaiboの行く末についての多くの相談があったとしている。
また、aiboは、医療や介護・教育などでも活躍の場を広げているという。aiboによる癒し効果の検証を行う医療機関との共同研究では、aiboとの触れ合いが患者やその家族、スタッフなどにポジティブな影響をもたらし得るという結果もあり、aiboの導入を希望する多くの声があったとしている。
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