「Disney+」に続き、Huluもパスワード共有の対策に乗り出した。
Disney傘下のHuluは米国時間1月31日、サブスクリプション登録者に宛てたメールでパスワード共有に関する利用規約の変更を通知した。
メールは「アカウントを世帯外で共有する際の制限を追加し、ユーザーがこれらの制限を順守していることを当社がどのように評価するかを説明する」と述べている。
Huluによれば、サブスクリプションのプランによって別途許可されていない限り、ユーザーは世帯外の人とアカウントを共有することはできない。つまり、同じ家に住んでいなければ、アカウントは共有できないということだ。
25日に更新された新しい利用規約には、「あらゆる個人または団体との関係をなりすましたり、偽って伝えたり」することはできないとも書かれている。
この変更は、新規加入者には即座に適用され、既存の利用者は3月14日までに従う必要がある。 同社は2008年に設立されたにもかかわらず、これまでパスワード共有を明確に禁止したことはなかった。
それでもパスワードを共有している場合はどうなるのか。Huluは、アカウントの利用状況を分析し、もし共有されていれば、そのアカウントを制限または終了する可能性があるとしている。
Huluは、パスワード共有防止ポリシーを導入した最新のストリーミングサービスだ。Disney+とNetflixは2023年、同様の規則を制定した。この取り締まりによって顧客が離れてしまうのではないかという懸念があったにもかかわらず、少なくともNetflixにとってはこの動きが有利に働き、新規契約が大幅に増加した。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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