Netflixは米国時間1月23日、米プロレス団体World Wrestling Entertainment(WWE)の看板番組「RAW」をはじめとする番組とライブイベントを、2025年1月より加入者に配信する新たな契約を締結したと発表した。
RAWはNBC Universal傘下のケーブル局USA Networkで一番の人気を誇る番組で、1993年の開局以来30年を超える期間に放送されたエピソード数は1600話に及び、年間のユニーク視聴者数は1750万人に達する。Netflixは、「SmackDown」や「NXT」といったWWEが毎週放送している他の番組も配信。「WrestleMania」「SummerSlam」「Royal Rumble」などWWEのライブイベントも独占配信する。
The Hollywood Reporterの報道によると、この契約は50億ドル(約7400億円)規模だという。当初は米国、カナダ、英国、中南米諸国のNetflix加入者がこれらの番組を視聴でき、対象地域は拡大される見込みだ。なお、契約は「長期」と説明されている。
このパートナーシップにより、Netflixはライブイベント、特にスポーツの配信に本格参入することになる。2023年11月には同社初のライブスポーツイベント「Netflixカップ」が開催され、著名なF1ドライバーらとPGAツアー所属のプロゴルファーらがチームを組み、ゴルフトーナメントに出場した。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
「程よく明るい」照明がオフィスにもたらす
業務生産性の向上への意外な効果
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
住環境に求められる「安心、安全、快適」
を可視化するための“ものさし”とは?