ソニーグループとソニーネットワークコミュニケーションズは1月18日、車対歩行者の交通事故防止を目指す実証実験を開始すると発表した。見守りGPS端末で飛び出しやふらつきなど子どもの危険行動を検知、可視化する。
実証実験は、1月19日から福岡県福岡市、1月26日から福島県南相馬市で、小学校の児童とその保護者を対象にそれぞれ実施。2段階に分け行われ、第1段階では、ソニーネットワークコミュニケーションズのみまもりサービス「amue link(アミューリンク)」用の見守りGPS端末をベースにした専用端末を、登下校中などの児童に携帯してもらい、専用端末が飛び出しやふらつきなど児童の危険な動きを検知。検知された動きを保護者がスマートフォンで確認し、事故に遭いにくい安全な歩き方や振る舞いを児童に効率的に指導することで、児童の安全学習に結びつける。
第2段階では、第1段階で得られた児童の移動軌跡や歩行時の行動データから、交通事故リスクの高いエリアなどをAIも使って予測し、高リスク、エリアの情報を学校や地域等に提供することで、安全マップの更新など、安全な街づくりに活用できるかを検証していくという。
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