アップルの「Vision Pro」発売は早ければ1月下旬、初年は50万台出荷か--クオ氏

 香港の証券会社TF International SecuritiesのアナリストであるMing-Chi Kuo氏は、メディアプラットフォームであるMediumに、2024年の消費者向けエレクトロニクス製品に関する投資トレンドに関する記事を投稿した。Kuo氏は、特にApple製品に関する予想の確度が高いアナリストとして知られている。

Appleの「Vision Pro」
提供:Scott Stein/CNET

 同氏は、Appleが6月に発表した「空間コンピューター」である「Vision Pro」について、2024年1月下旬か2月上旬に発売される可能性が高いと伝えている。Vision Proは、2024年のAppleにとって最も重要な製品になるという。

 BloombergのMark Gurman記者は先週、Appleが2月にVision Proを発売する計画だと報じていた。

 Kuo氏によれば、2024年中の同製品の出荷台数は約50万台になる見込みだという。同氏は、Vision Proは現在量産中で、2024年1月の第1週に工場からの出荷が始まる予定だとしている。

 記事では、Vision Proに対するユーザーの評価が予想を上回れば、「Vision Proは消費者向けエレクトロニクス製品の次のスター製品になる」という市場のコンセンサスを強化し、サプライチェーンに連なる関連企業の株価に影響を及ぼすと予想している。

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