Appleは米国際貿易委員会(ITC)の輸入禁止措置を受け、米国のオンラインストアで「Apple Watch Series 9」と「Apple Watch Ultra 2」の販売を停止した。この禁止措置は、血中酸素濃度測定システムに関するMasimoの特許をAppleが侵害しているとする、米裁判所の判決を受けたものだ。これは、血中酸素濃度センサーを搭載した保証期間外の古いApple Watchモデルの米国におけるサービス交換にも影響する。
Appleは米国時間12月25日から適用されるITCの禁止措置を前に、24日には米国の直営店でも両モデルの販売を停止する。Target、Amazon、Best Buyなどサードパーティーの小売店は、在庫がなくなるまで両モデルを提供できる。
BloombergのMark Gurman記者によると、Appleは血中酸素濃度センサーを搭載した保証期間外のApple Watchモデルの交換も停止するという。2020年以降に販売されたApple Watch Series 6、7、8、初代Apple Watch Ultraが対象になる。
問題は、Apple Watchがコンパクトで複雑なデバイスであるため、Appleは修理ではなく交換で対応する傾向があることだ。
同記者によると、Appleはカスタマーサービス部門にメモを送り、影響を受けるデバイスの交換が必要な顧客に対し、ハードウェア交換が再び許可され次第、連絡すると伝えるよう指示したという。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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