アップル、「Apple Watch」2機種のオンライン販売を米国で停止--旧モデルの交換も不可か

Maria Diaz (ZDNET.com) 翻訳校正: 編集部2023年12月22日 08時16分

 Appleは米国際貿易委員会(ITC)の輸入禁止措置を受け、米国のオンラインストアで「Apple Watch Series 9」と「Apple Watch Ultra 2」の販売を停止した。この禁止措置は、血中酸素濃度測定システムに関するMasimoの特許をAppleが侵害しているとする、米裁判所の判決を受けたものだ。これは、血中酸素濃度センサーを搭載した保証期間外の古いApple Watchモデルの米国におけるサービス交換にも影響する。

Apple Watch Ultra 2
提供:Jason Hiner/ZDNET

 Appleは米国時間12月25日から適用されるITCの禁止措置を前に、24日には米国の直営店でも両モデルの販売を停止する。Target、Amazon、Best Buyなどサードパーティーの小売店は、在庫がなくなるまで両モデルを提供できる。

 BloombergのMark Gurman記者によると、Appleは血中酸素濃度センサーを搭載した保証期間外のApple Watchモデルの交換も停止するという。2020年以降に販売されたApple Watch Series 6、7、8、初代Apple Watch Ultraが対象になる。

 問題は、Apple Watchがコンパクトで複雑なデバイスであるため、Appleは修理ではなく交換で対応する傾向があることだ。

 同記者によると、Appleはカスタマーサービス部門にメモを送り、影響を受けるデバイスの交換が必要な顧客に対し、ハードウェア交換が再び許可され次第、連絡すると伝えるよう指示したという。

この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)

-PR-企画特集

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]