Dynabook、2023年秋冬モデルPC「X8/X6」「V8/V6」--セルフ交換バッテリーとペン付5in1

 Dynabookは12月13日、2023年秋冬モデルの個人向けPCとして、「dynabook X8」「dynabook X6」と、「dynabook V8」「dynabook V6」を発表した。

 自分でバッテリー交換できる「dynabook X CHANGER」シリーズの2機種と、5つのスタイルで使用できる5in1「dynabook V」シリーズの2機種となる。

 
 

自分でバッテリー交換できるプレミアムモバイルノートPC

 dynabook X CHANGERは、プレミアムモバイルノートとして展開する「X」シリーズの新モデル。

 本体サイズはいずれも、高さ約17.9~18.9mm×幅298.8mm×奥行き212.0mm、重さが約937g。13.3型ワイド(16:10、1920×1200dpi)の軽量・薄型モバイルノートPCで、バッテリーは約26.5時間駆動する。

ダークテックブルー
ダークテックブルー

 メモリーは、16GB(16GB×1)。ディスク容量は、512GB SSD(PCIe 4.0対応)。搭載OSは、「Windows 11 Home 64bit」、「Microsoft Office Home & Business2021」「Microsoft 365 Basic」を付属する。

 第13世代のインテルCPU「Core i7-1360P プロセッサー」を搭載するX8と、「Core i5-1340P プロセッサー」を搭載するX6の2機種を用意。1月19日から順次発売し、店頭予想価格(以降、価格は全て税込)は、X8が27万円台半ば、X6が25万円台半ば。それぞれ「ダークテックブルー」と「ダークテックシルバー」の2色をラインアップする、4モデル展開となる。

(左から)ダークテックブルー、ダークテックシルバー
(左から)ダークテックブルー、ダークテックシルバー

 X8、X6は、自分でバッテリーを交換できる「セルフ交換バッテリー」機構を搭載する。バッテリー劣化時にバッテリー交換のためにPC本体をメーカーに預けず、利用者自身で新しいバッテリーに交換できる。

 需要が高まる軽量・薄型モバイルノートPCの中で選ぶ際に重視される要素のひとつとして、「バッテリー性能」があるという。Dynabookは、消費電力の高い作業や充放電を繰り返していると、モバイルノートPCのバッテリーは購入3年程度で経年劣化し、パフォーマンスが落ちてくると指摘。薄型・軽量かつ、堅牢なボディに、「セルフ交換バッテリー」機構を開発したとしている。

 なお、交換には、別売の「セルフ交換バッテリー(L)」(型番:PS0169NA1BRS)が必要だ。

 
 

 そのほか、バッテリー充電モードを自動で切り替える「Autoモード」といったバッテリーを長持ちさせる機能や、30分の充電でバッテリー駆動時間の約40%を充電できる「お急ぎ30分チャージ」など、バッテリー性能を維持し、最大限に発揮させる機能を搭載した。

 JIS配列準拠の86キーやジェスチャーコントロール機能付きタッチパッドを搭載する。キーボードは、しっかりした打鍵感のある2.0mmキーストロークを新採用。19mmのキーピッチと、指先にフィットするようキートップ中央に0.2mmのへこみをつけるなど、スムーズな打ち心地を実現したという。

 インターフェースは、高速データ転送規格「Thunderbolt 4」に対応し、最大40Gbpsを実現するUSB4 Type-Cコネクターを右側面に1基、左側面に2基、合計3基搭載。USB 3.2(Gen1)Type-Aコネクターを2基、HDMI出力端子、有線LANコネクター、microSDカードスロットなども備えている。

 
 

 「AIノイズキャンセラー」「ワンタッチマイクミュート」などのコミュニケーション支援機能や、高音質化アプリ「DTS Audio Processing」、電源スイッチ一体型のWindows Hello対応 指紋センサー、シャッター付きウェブカメラなども搭載する。

 厳しい自社テストのほか、米国国防総省制定MIL規格に準拠した耐久テストも実施予定で、安心して持ち運べる堅牢性も両立したとしている。

ワコム製アクティブペン付属の13.3型5in1プレミアムPenノートPC

 2023年秋冬モデルの個人向けPCとして、13.3型5in1プレミアムPenノートPCの「V」シリーズから、V8、V6の2機種も発表した。

 13.3型ワイド(16:10、1920×1200dpi)の軽量・薄型モバイルノートPCで、バッテリーは約26.5時間駆動する。高輝度・高色純度・広視野角の13.3型IGZO液晶ディスプレイとペン機能を備え、高負荷なクリエイティブ作業を可能にするという。

 12月15日から順次発売し、店頭予想価格(以降、価格は全て税込)はCore i7-1360P プロセッサーを搭載するV8が28万円台半ば、Core i5-1340P プロセッサーを搭載するV6が25万円台後半。カラーは「ダークブルー」の1色。

 
 

 2機種ともに、本体サイズは高さ約17.9mm×幅303.9mm×奥行き197.4mm、重さが約979g。メモリーは16GB(16GB×1)で、ディスク容量はV8が512GB SSD(PCIe 4.0対応)、V6が256GB(PCIe 対応高速SSD)となる。

 搭載OSはWindows 11 Home 64bitで、Microsoft Office Home & Business2021、Microsoft 365 Basicを付属する。

 Penスタイル、Monitorスタイル、Note PCスタイル、Tabletスタイル、Flatスタイルの5スタイルでの運用が可能。Wacom製のアクティブ静電ペンが付属し、インテルの第13世代CPUにより、大きな負荷のかかる動画編集など、クリエイティブな作業もスムーズに行えるという。

 
 

 キーボードは、86キー(JIS配列準拠、バックライトキーボード)。キーピッチは19mm、キーストロークは1.5mm。バッテリー駆動時間は約24時間で、30分で約40%充電可能なお急ぎ30分チャージにも対応する。

 harman/kardonステレオスピーカーと、「Dolby Atmos」による臨場感あふれるサウンドも特徴。米国国防総省制定MIL規格に準拠した耐久テストもクリアしている。

CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)

-PR-企画特集

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]