LINEヤフーは12月8日、ショッピングサービス「LINEショッピング」において、「ふるさと納税」に関する意識調査の結果を公開したと発表した。
調査対象は、日本在住の20歳以上の男女。実施時期は11月16~19日で、有効回収数は1475。「ふるさと納税は知っているがしない」理由の6割は「制度や方法がよくわからない・知らない」などを明らかにしている。
「10月の『ふるさと納税』の制度変更に伴い行動を起こしたか?」という質問では、61%が「行動した」(「行動した」と「どちらかといえばそう思う」の合計)と回答したという。また、「ふるさと納税」を申し込んだことがない人へその理由をきくと、「制度や方法がよくわからない・知らない」という回答が最も多く、「手続きが面倒」「金銭的な余裕がない」と続く結果となったとしている。
「どんな要素があれば『ふるさと納税』をしてみたいか」という質問では、「制度や手続きの方法が分かりやすい」や「操作が簡単」という回答が上位を占めた。手続きや制度、操作方法に難易度の高さを感じている人が多いが、自由回答では「お金に余裕があれば」「収入が増えれば」など、金銭的な理由もみられたという。
「ふるさと納税」には自己負担額2000円で好きな返礼品を受け取ることができ、簡単に手続きができる「ワンストップ特例制度」などが認知されておらず、利用につながっていないと考察している。
また、LINEショッピング経由でふるさと納税を申し込んでいる人は「ポイント還元率が高い」「お得なキャンペーンがある」をメリットとして感じているという。実際に、2022年にLINEショッピング経由でふるさと納税を申し込んだ人は平均で1373ポイントが還元されたとしている。
なお、「LINEショッピング」経由で「ふるさと納税」をしたことがある人に「今年選んだ返礼品」をきいたところ、1位が407票で「肉類」、2位が401票で「魚介・海産物」になったという。
同社は、「LINEショッピング」経由で「ふるさと納税」に申し込むと、LINEポイントを山分けできる「ふるさと納税100万ポイント山分けキャンペーン」を、12月15日11時00分〜12月20日10時59分まで実施している。
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