フォード、EVバッテリー新工場の規模を縮小--年間35GWhから20GWhへ、雇用も800人減

 Ford Motorは、ミシガン州に建設する電気自動車(EV)用バッテリーの新工場について、その規模を当初の計画から縮小した。

 新工場は、ミシガン州のマーシャルでリン酸鉄リチウムイオン(LFP)バッテリーを製造する「BlueOval Battery Park Michigan」。2月に発表した計画では、年間生産能力は約35GWhあり、およそ40万台のFord製EVに必要なLFPバッテリーを供給できる規模としていた。投資額は35億ドル(約5191億円)で、操業開始は2026年の予定だった。

 Fordは、EV関連事業の実施時期や投資規模を見直しており、新工場の縮小もその一環。新たな計画では、年間生産能力を約20GWhへ減らした。従来計画では2500人としていた同工場による新規雇用も、1700人超とする。

 なお、LFPバッテリーの生産にあたっては、中国の寧徳時代新能源科技(Contemporary Amperex Technology:CATL)から技術協力を受ける。

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