不動産開発のデジタルインフラ事業を手掛けるトグルホールディングスは11月15日、開発用地の売買取引における業務効率化と売上拡大を支援する、不動産流通プラットフォーム「sketch」を正式リリースした。不動産開発の川上にあたる開発用地の取得からDX化を目指す。
sketchは、即時に売手と買手をマッチングできるほか、将来的に、開発用地の仕入れ、企画、建築、販売までを、デジタル空間上で完結することを目指す不動産流通プラットフォーム。不動産、建築、金融業界のそれぞれに、業務効率化ツールおよびマッチングプラットフォームとしての価値を提供し、不動産仲介事業者および不動産デベロッパーの売上拡大支援にとどまらず、不動産流通マーケットの活性化に貢献していくとしている。
同日には、シリーズAとして総額約5億6000万円の資金調達を実施したことも発表。引受先は、HERO Impact Capital1号ファンド、レアゾン・ホールディングス、PKSHA アルゴリズム2号ファンド、オールアバウト、MetaProp Ventures IV, L.P.、個人投資家となっている。トグルホールディングスでは、今回調達した資金をもとに、sketch事業拡大への投資を強化していくとのことだ。
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