LayerX、シリーズA累計で約102億円を調達--AI・LLM事業部を設立

 支出管理サービス「バクラク」などを提供するLayerXは11月9日、海外機関投資家のKeyrock Capital Managementを引受先とした第三者割当増資により、20億円の資金調達を実施したと発表。Keyrock Capital Managementにおける日本国内の未上場企業への出資は、同社が4社目になるという

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 今回の資金調達は、シリーズAラウンドのファイナルクローズ。同社は2023年2月にシリーズAファーストクローズで約55億円、6月にセカンドクローズで26.8億円の資金調達を実施。シリーズAラウンドでの調達金額は総額約102億円となり、創業からの資金調達総額は約132.6億円になるという。 調達した資金については、バクラク事業の機能追加・開発費のほか、マーケティング費用、人材採用のためなどに使用するという。

 また、企業や行政のLLM(大規模言語モデル)活用を支援する「AI・LLM事業部」を新設。同社は、LLMの可能性に着目し、LLM関連技術を用いたイネーブリング・新規プロダクト開発、R&Dを行う「LayerX LLM Labs」を2023年4月に設立。さらに、第3の事業であるPrivacyTech事業において、2022年6月にプライバシー保護技術「Anonify」をリリースしている。

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 同社によると、PrivacyTech事業でもLLMの可能性を検討するなかで、より強力に事業を推進するために両組織を統合。「AI・LLM事業部」を新設したという。代表取締役CTOの松本勇気氏が取締役として事業を管掌し、事業部執行役員の中村龍矢氏が事業部長に就く。

 同社では、今回調達した資金を利用して、AIやLLMの活用を本格化し、「バクラク」の各プロダクトへの組み込みや、実験・検証の枠組みを超えた事業化にも挑戦していくとしている。

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