生成AIサービス「wrtn」(リートン)を提供する韓国のWrtn Technologiesは11月6日、11月1日付けで日本法人「株式会社リートンテクノロジーズジャパン」を設立したと発表した。
同月から本格的に事業活動を展開しており、高度な事業体制の構築や日本企業とのパートナーシップ提携、取引の迅速化に取り組む。同社の企業テーマである「みんなのAI」の実現を目指し、サービスの高度化や利用しやすさの探求、誰もがAI技術を活用したサービスやアプリを開発・提供できる環境を構築するとしている。
リートンは、OpenAIの「GPT-3.5」「GPT-4」などの最先端のAI技術を活用したチャットプラットフォームとして、2023年1月から日本でwrtnを提供開始。4月には、生成AIカンファレンス 「Generative AI Asia in Tokyo」 を主催し、専門家による生成AI技術のセミナーや、プロンプトを設計し競い合うプロンプトソンを実施したという。
5月には、日本語に特化した無料・無制限の対話型生成AIサービスとして、wrtnを提供している。
また、これらのサービスをコミュニケーションサービス「LINE」で利用できる「リートンAIラボ」を提供。その新機能として、自分が作り出したキャラクターと会話が行える「キャラチャット」をリリースしている。企業や団体に向けには、体験型生成AI教育プログラム「リートン・プロンプトソン」を提供する。
リートンは、2021年4月に韓国で設立。韓国では金融、旅行(宿泊)、ファッション、ヘルスケアなど、20社を超える産業の主要企業とパートナーシップを締結。質問に応じて、旅行行程や飲食店検索などで最適なサービスを回答する「リートン・プラグイン」を提供しているという。
プレスリリースCNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
住環境に求められる「安心、安全、快適」
を可視化するための“ものさし”とは?