クアルコムは現地時間10月24日、PC向けの新型CPU「Oryon」について、2024年にはスマートフォン向けのプロセッサにも搭載すると明かした。
Oryonは、過去にAppleでプロセッサの開発を率いたGerard Williams氏(現クアルコム)が中心となって開発したCPUだ。
同CPUは、クアルコム初のPC向けハイエンドプロセッサ「Snapdragon X Elite」に搭載されており、同社いわくシングルスレッド性能でAppleの「M2 Max」を超え、マルチスレッド性能では「M2」の約1.5倍に達するという。
クアルコムは、スマートフォン向けプロセッサとして「Snapdragon 8」シリーズなどを展開しており、同社のプロセッサは大半のAndroidスマートフォンが搭載している。
現行の命名規則通りであれば、Oryon搭載プロセッサは「Snapdragon 8 Gen4」として登場する可能性がある。
(更新)初出時、Oryonの表記が誤っておりました。訂正しお詫び申し上げます。
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