GOは10月23日、デジタルタクシーチケット「GOチケット」と、TAIANが開発・提供する結婚式Web招待状・席次表「Concept Marry」の連携を開始すると発表した。
同社によると、結婚式の準備段階で、当日のゲストの移動のためにタクシーを手配するカップルは少なくないという。また、ゲストがタクシーを利用する場合、招待状での出欠確認後にタクシーチケットの手配・郵送などの準備が必要となる。
加えて、ブライダル事業者側も精算や請求などの経理処理が負担となっている。さらには、カップル・ブライダル事業者がWeb招待状を利用していることから、招待状はWeb送付にも関わらず、タクシーチケットは郵送という不合理な状況も発生している。
そこで、ブライダルDXを推進するTAIANと双方の強みを生かし、デジタルタクシーチケットとWeb招待状の連携を開始した。
同連携により、Web招待状送付時に、車代としてデジタルタクシーチケット「GOチケット」が一緒に送付可能(対応エリアは、タクシーアプリ「GO」対応エリアに準ずる)。
それぞれのサービスの機能を相互活用し、カップル・ゲスト・ブライダル事業者のタクシーチケット手配から利用までの一連のオペレーション業務を効率化。結婚式当日のゲストのタクシー利用に伴うスムーズな乗車・会計だけでなく、ブライダル事業者にとってのタクシー会社からの請求等管理業務の負担軽減も見込めるという。
なお、同連携は、2023年8月1日より検証を実施していたもので、10月より本格化するものとなる。
同社によると、挙式予定日やタクシー利用想定距離に応じて、タクシーチケットの有効期限と上限金額をシステムで制御できるほか、結婚式場やパーティ会場など移動ルートに合わせて、乗車場所を指定することが可能だという。
また、実際に利用されたチケットのみを対象とした課金体系を実現。従来は無償でタクシーチケットの代行手配をしていた事業者も、Web招待状+「GOチケット」のパッケージ商品としてカップルへ提案することで、マネタイズも実現できるという。
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