小学館は10月20日、LATEGRA(ラテグラ)と共同で、本格VRでエンターテイメント体験ができるバーチャルライブアリーナ(VLA)を開発し、バーチャルエンターテイメント事業に参入すると発表した。
プログラムの第1弾として、小学館のマンガアプリ「マンガワン」などで展開する連載作品「塩対応の佐藤さんが俺にだけ甘い@comic」(原作/猿渡かざみ キャラクター原案/Aちき 漫画/鉄山かや)の世界観を体験できるVRコンテンツ「しおあま Virtual LIVE 桜華祭編」を2023年内にリリースする予定だ。
VLAは、XR技術を得意とするLATEGRAと豊富なコンテンツを所有する小学館がタッグを組み、さまざまなVRのエンターテイメントコンテンツを配信するプロジェクト。ヘッドマウントディスプレイやゲーミングPCを利用して、360度ライブコンテンツのVR体験ができる。ゲーム配信プラットフォームの「STEAM」にて、対応アプリケーションを配布する。
ユーザーは、アバターを利用し、複数人同時にコミュニケーションをとりながらイベントに参加できる。また、サービス内にてデジタルグッズやチケットを販売し、無料・有料イベントも開催するとしている。
VRデバイスを持っていないライト層向けには、PCやスマートフォン、タブレットを利用してコンテンツを視聴できる動画コンテンツを配信予定。動画配信プラットフォームの「SPWN、e+、ZAIKO」で配信する予定だ。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」