Dynabookは10月12日、法人向けの新ノートPC「dynabook GA83/XW」を発表した。
「AMD Ryzen 7000」シリーズのプロセッサーを搭載。普及価格帯向けの新シリーズ「ハイスタンダードモバイルノートPC」として、同日から受注する。標準価格(税込)は39万円台以降になる見込みだ。
GA83/XWは、本体サイズが高さ約17.9mm×幅306.0mm×奥行き210.0mm、重さが875g~。軽量・薄型のマグネシウム合金ボディに13.3型液晶を搭載する。
CPUは、「AMD Radeon グラフィックス」を内蔵した、8コア16スレッドの「AMD Ryzen 7 7730U」プロセッサーと、6コア12スレッドの「AMD Ryzen 5 7530U」プロセッサーを選択可能。軽量・薄型ボディでありながら、負荷のかかる作業もハイパフォーマンスで快適に処理できる。
バッテリー性能は約17.5〜24時間で、バッテリー駆動時間の約40%を30分で充電できる「お急ぎ30分チャージ」に対応。カメラにシャッターを搭載するとともに、オンライン会議のカメラ画像を最適化できる「AIカメラエフェクター」や、人の声と環境ノイズを識別して突発的に発生したノイズを除去できる「AIノイズキャンセラー」を活用できる。
最新の無線LAN規格「Wi-Fi 6E」に対応。有線LANポートやUSB3.2(Gen2)Type-Cコネクターなど、インターフェースも豊富に備える。
また、ノートPCの冷却・放熱技術や筐体設計技術、高速化処理技術を駆使したDynabookの独自技術「エンパワーテクノロジー」を適用。CPUのハイパワーが持続し、高いパフォーマンスを発揮できる。独自の評価基準に基づいて行う製品評価テストを実施し、安心して長く使える堅牢性を検証しているという。
なお、カスタムメイドサービスでは、メモリーやSSD容量、LTE(4G)対応ワイヤレスWANの有無、指紋センサーや顔認証センサーの有無などを選択できるとしている。
Dynabook 国内PC事業本部 国内マーケティング本部 副本部長を務める荻野孝広氏は、ハイスタンダードモバイルノートPCを新たに追加した背景として、「顧客のご要望に応じたさまざまなモデルを展開しているが、普及価格帯のモバイルラインアップに空白があった」と説明。従来のスタンダードモバイルノートPCの上位シリーズとして、AMDのCPUを活用して軽さと薄さを兼ね備えたdynabookを投入すると語った。
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