9月21日から開催された大型ゲームイベント「東京ゲームショウ2023」(TGS2023)が、24日に閉幕。リアル会場となった幕張メッセでは、23日と24日が一般公開日に、多くの人が詰めかけた。
前回のTGS2022は、3年ぶりに一般来場者を迎える形でリアル会場を設置。今回のTGS2023におけるリアル会場は、4年ぶりに幕張メッセ全館(展示ホール1~11、イベントホール、国際会議場)を利用しての開催となった。
既報の通り、リアル会場の総来場者数(ビジネスデーを含む4日間)は24万3238人と発表。前回のTGS2022では13万8192人から見ると、約10万人増となった。また、新型コロナウイルス流行前のTGS2019は26万2076人、TGS2018は29万8690人となっており、このときの来場者数には及ばないものの、同等の数値まで回復したといって差し支えないだろう。新型コロナウイルス流行前の一般公開日は、おおむね1日あたり10万人前後というなか、TGS2023において、23日は9万6033人、24日は7万7390人の来場があったとしている。
筆者が一般公開日で訪れたのは、最終日の24日のみではあったが、多くの来場者が行き交い、所々では混雑する光景を目の当たりにして、かつてのゲームショウを思い出させるには十分なものとなっていた。各社が設けた新作ゲームの試遊について、対応は各社によって異なるが、早い段階で整理券の配布を終了するブースや、待機列の規制、数時間待つ案内を掲出するところもあった。ほかにもコンパニオンやマスコットを撮影しようと来場者が集まる公開もいたるところで見受けられた。
また今回は、4年ぶりに「ファミリーゲームパーク」ならびに、「コスプレエリア」が復活。家族連れで来場し楽しむ光景もあれば、思い思いのコスチュームに身を包んだコスプレイヤーと、その姿を撮影しようとする来場者でにぎわう光景が見られたことも、かつてのゲームショウを感じさせてくれるものとなっていた。
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