ゼンハイザーは8月22日、グループ会社であるSonovaの技術を投入し、聞きやすさ、聞こえやすさに注力したヒアリングデバイス「Conversation Clear Plus」(カンバセーションクリアプラス)を発表した。発売は8月30日。想定税込み価格は13万900円になる。
Sonovaは、スイスに拠点を置く補聴器メーカー。2022年3月にゼンハイザーにおけるコンシューマーエレクトロニクス部門の開発、製造、販売を受け継いでいる。Conversation Clear Plusは、人混みの中でも会話、通話、動画のセリフなどが聞こえやすくなるという。
本体には、相手との会話に焦点を置き、騒音レベルを自動検知して状況に合わせてアクティブノイズキャンセリングとビームフォーミングを調節する「コミュニケーションモード」、周囲の音を取り入れるアンビエントアウェアネスのレベルを調節できる「リラックスモード」、音楽を聴いたり動画を視聴する際に自動的に切り替わる「ストリーミングモード」の3種類のモードを搭載する。
コミュニケーションモードでは、周囲の音を常に分析して自分がいる周囲の状況を自動で検知してその状況に合わせて音声の聞こえ方を自動で調節するオートシーンディテクション機能を搭載。アクティブノイズキャンセリングや音量 、マイクの指向性を自動で調節することで、周囲の騒音を低減しクリアな会話をサポートするとしている。
イヤホン単体で最大9時間、充電ケース併用で最大27時間の使用を実現。スマートフォンのほか、パソコン、タブレットなどと複数接続して使用ができ、シームレスな切り替えも可能だ。
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