東急不動産は8月10日、CO2排出量実質ゼロを実現した環境先進マンションとして、「ブランズ自由が丘」の一般販売を開始した。
本物件は、東京都世田谷区の東急東横線・大井町線「自由が丘」駅より徒歩5分の九品仏川緑道沿いで、第一種低層住居専用地域の三方角地に位置する。
鉄筋コンクリート造の地下1階、地上3階建で、総戸数は24戸、平均専有面積は113平米を超える。竣工は2024年2月の予定。
CO2排出量実質ゼロを実現するために、共用部で使用する電気は、建物の屋上に設置予定の太陽光パネルからの発電と、東京電力「グリーンベーシックプラン」を採用。専有部で使用する電気・ガスについては、それぞれ東京ガスの「さすてな電気」と「カーボンニュートラル都市ガス」を採用した。
なお、本物件は、東京ガスが新築分譲マンションの専有部向けに「カーボンニュートラル都市ガス」の実供給を行う、初の物件となる。「さすてな電気」の実供給も行っており、両方を実供給するのは東京都初の取り組みだという。
また、世田谷区初となる「ZEH Oriented」および「低炭素建築物認定」も同時取得。熱性の向上と高効率な設備・システム、太陽光発電システムによる再生可能エネルギーシステムの導入により、快適な室内環境を維持しながら、大幅な省エネルギーを実現する「ZEH Oriented」の認証を、住戸ごとに取得した。
さらに、省エネ基準レベルの断熱性を備え、省エネ基準比マイナス10%以上の一次エネルギー消費量を削減し、低炭素建築物の認定も住戸ごとに取得している。
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