東急不動産は7月24日、総戸数248戸の「コンフォリア東新宿」の竣工を発表し、メディア向け内覧会を実施した。
本物件は、都営大江戸線の東新宿駅から徒歩2分のところに位置する賃貸マンション。共用部にラウンジ、テラス、フィットネスルーム、法人登記ができるワークスペース、会議室、個室ブースを設ける。
個室ブースは構造計画研究所が提供するスマートロック「Remotelock」と、Rebaseが運営するレンタルスペースの予約プラットフォーム「instabese」を連携させ、入居者限定の専用ページで予約、利用、決済が可能。個室ブースの利用は1時間300~500円だが、月額5000円で法人登記を済ませると、1時間100円で利用できるようになる。
また、共用部には無人で管理、キャッシュレス決済ができる無人コンビニを設置。ほか、東急スポーツオアシスの全店舗、全施設が月8回まで無料で利用できるサービスも、契約月から最大24カ月まで付帯する。
居住部の間取りは1Kから3LDKまでがあり、専有面積は約25~90平方メートル。IoT対応機器や家電を専用のアプリで一括操作できる三菱地所のスマートホームサービス「HOMETACT」を、8階に限定して導入する。東急不動産の住宅事業ユニット首都圏住宅事業本部で計画第一部事業企画グループ主任を務める松原萌氏は、「まずは8階に導入して、スマートホームサービスの反響がどれくらいあるか検証したい」と、限定的に導入した理由を語った。
ほか、ライナフが提供するオートロック付きマンション用スマートロック「NinjaEntrance」(ニンジャエントランス)を導入し、全住戸に対して各階に宅配ボックスを設置。入居者用掲示板をデジタルサイネージにするなど、デジタルを活用した次世代型の賃貸レジデンスを目指すという。
すでに着工している物件も含め、東急不動産は今後もコンフォリアシリーズのマンションを首都圏を中心に展開していくとした。
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