つい最近まで「Twitter」と呼ばれていたSNSの「X」。これまで、ウェブ版で先行して実施されていたTwitterブランドの廃止が、ついにiOS /Androidアプリでも実施された。
Twitterブランドの廃止に伴い、旧Twitterの顔とも言える「青い鳥」のアイコンも「X」に変わった。SNS上では「朝起きたらアイコンが変わっていた」「イメージが変わりすぎ」などと戸惑いの声もみられた。
なお、ユーザーによってはアイコンの表示が不安定で、従来の「青い鳥」と「X」のロゴが頻繁に切り替わる事象も発生している模様だ。筆者の知人のiPhoneでも同様の事例が見られ、SNS上でも「Twitterのまま」というワードがトレンド入りした。また、アプリストアでもXのアイコンとTwitterの名称が併存している例も見られた。
Xへの名称変更は、旧Twitterを買収したイーロン・マスク氏の野望を体現したものだ。同氏は名称変更の理由を次のように説明した。
「Twitterが140文字のメッセージを投稿するだけだった頃は、(小鳥のさえずりを意味する)Twitterという名称にも意味があったが、現在は数時間におよぶ動画を含めあらゆるコンテンツを投稿できる。今後数カ月で我々はさらなるコミュニケーション機能と金融機能を追加する予定で、そのようなサービスにTwitterという名称や青い鳥のアイコンはそぐわない」(イーロン・マスク氏)
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」