OpenAIは、半年近く前に人工知能(AI)判別ツールをリリースしたとき、AIが生成した文章を判別したいユーザーを補助する目的でつくられたこの機能が「不完全」であることを認めていた。その同社が「精度の低さ」を理由に、この機能の提供をひそかに終了していたことが分かった。
ツール提供の終了は、米国時間2023年1月31日付のブログ記事に付記された更新情報という形で明らかになった。この記事の冒頭に「このAI判別ツールは精度が低いため、2023年7月20日をもって利用できなくなった」という文章が追加されていたのだ。さらに「現在、文章の作成者をより効果的に判定できる手法の研究を続けている」とも書かれている。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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