「Viber」のようなメッセージアプリを利用するのは通常、家族や友人、恋人とやり取りするためだ。しかし今後は、それ以外の相手とも触れ合えるようになる。その相手というのはロボットだ。
楽天グループのViberは、ICONIQとの新たな提携を発表した。提携を通じて、Viberアプリでチャットや対話を楽しみ、連絡先リストに追加することが可能なロボットの友人を提供するという。
ICONIQが開発した人工知能(AI)キャラクター「Kuki」は、人間を楽しませることを唯一の役割とし、これまでH&Mのブランドアンバサダーに起用されたり、雑誌Vogueのモデルを務めたり、オリジナルのRobloxゲームが制作されたりしている。
声明によると、AIのKukiはViberに統合され、自由な会話に参加することで、ユーザーに交流と楽しみを「友人のように」提供するという。
「ChatGPT」のような広く利用されている多くのチャットボットと異なり、Kukiの目的は、アシスタントを務めることではなく、人を楽しませることであるようだ。
KukiはすでにViberユーザー向けに提供が開始されており、タロット占いやゲーム、星占い、あるいはただ一緒に過ごすことなど、多様なアクティビティに24時間365日利用できる。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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