Counterpoint Technology Market Researchは、世界PC市場に関する調査結果を発表した。2023年第2四半期の出荷台数は前年同期に比べ15%少なかった。
PC在庫の正常化は第2四半期も進んでおり、第1四半期の前年同期比28%減に比べると状況は改善している。ただし、IDCの調査によると、市場規模の縮小は6四半期連続だという。
一方、第1四半期からは出荷台数が8%増えていて、前四半期比で増加になったのは2022年第1四半期以来初めてだそうだ。
今後については、明るい兆しがみられるまでまだ時間がかかり、2023年下半期も厳しさが続くと見込む。第3四半期の新学期需要などもあり、悪材料は減って徐々にCOVID-19パンデミック前の状況へ戻るものの、2023年通期の出荷は前年比2桁減になると引き続き予想する。
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