冒頭でも述べたように、筆者はKindle Scribeを最初にレビューした際に、改善してほしい点を7つ挙げた。その後、大きいファームウェアアップデートが3回実施され、筆者が指摘した点はすべてとは言わないが、部分的に解消した。
OneNoteとの連携も期待したい。Microsoft Wordから直接Kindle Scribeに文書を送信できるようになったことを考えると、OneNoteとの連携もありえない話ではないかもしれない。残念ながら、Amazonは機能のアップデートや追加の計画をあまり公表しないため、数カ月ごとに新たなアップデートがリリースされるたびに求める機能が追加されていないかチェックしている。
Kindle Scribeの購入を最初に検討したとき、筆者が探していたのはメディア視聴やグラフィックデザインのためのタブレットでも、Appleの「iPad」やMicrosoftの「Surface Pro」、サムスンの「Galaxy Tab」のような高機能のタブレットでもない。筆者が欲しかったのは、昔ながらのペンと紙の体験を再現してくれる、シンプルなデジタルタブレットだ。
現在、筆者はKindle Scribeをメモ用のメインデバイスとして毎日のように使っている。毎日携帯するようになったおかげで、読書量もここ数年にないほど増えた。Kindle Scribeは優秀な電子書籍リーダーであり、実務用のタブレットとしても十分な性能を備えている。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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