P&Gジャパンは7月6日、充電式電動歯ブラシシリーズ「オーラルB iO」の最上位モデル「オーラルB iO10」を7月初旬より、アジアで初めて発売すると発表した。市場想定価格は5万4800円(税抜)。
オーラルケアブランド「Oral-B by Braun」は、質の高い口腔ケアの手段として、2020年よりブランドの集大成となる「オーラルB iO」シリーズを全世界で展開。
同製品は、2020年の「オーラルB iO」シリーズ発売以降、最上位モデルとして位置付けられていた「オーラルB iO9」の後継モデルだ。
同社によると、日本では毎日2回以上歯磨きをする人が8割近くを占めるなど、毎日のセルフケアは習慣化されているという。一方で、成人のうち虫歯の罹患経験がある人が9割以上を占めている。
オーラルヘルスの高い意識と行動の一方で、口腔衛生に課題を抱えており、アクションと現状に大きな乖離がある。
同製品では、リニアモーターカーと同じ原理を電動歯ブラシに再現し、磁気の強力なエネルギーを精密にコントロールする磁気駆動システム「リニアマグネティックシステム」を搭載。ブラシ1本1本を振動させる「遠心マイクロモーション」が生み出され、歯を包み込むようにフィットする丸型回転と合わせ、99.7%向上した歯垢除去力で、歯垢の蓄積まで防げるとしている。
さらに、最高の歯垢除去を可能にするブラシ圧をガイド「スマート押し付け防止センサー」を採用。ブラッシングに適切な力加減を、赤・緑・白の3色で表現。歯や歯ぐきを気にしすぎて、ブラシを弱く当ててしまう癖などが正せるという。
加えて、ブラッシングのたびにアプリを立ち上げることなく、充電器上のみでブラッシングガイドが完結するスマート充電器「iOsense」を採用。ブラッシングのたびにスマホアプリを立ち上げなくても、充電器上のみでブラッシングガイドが完結する。また、Osenseから毎日のブラッシングデータが自動でアプリに転送されるため、ブラッシングの記録やブラッシングのフィードバックの詳細をアプリで確認できる。
また、オーラルBアプリはApple Healthアプリとの連携に対応。これにより、Apple Healthアプリでもブラッシングの習慣を記録し、見直すことができる。
なお、オーラルBの電動歯ブラシ本体と替えブラシを購入した人を対象に、製品購入後3カ月以内に歯医者で虫歯が見つかった場合、本体購入代金を全額キャッシュバックするキャンペーンを実施する。購入対象期間は9月30日まで。
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