人工知能(AI)の世界を生成AIが席巻する状況で、スマートホーム分野に生成AIが進出するのは時間の問題だった。コネクテッドホーム向けホームオートメーションシステムを手がけるJosh.aiから、「JoshGPT」が登場した。
「Josh」と通称される同システムは、既存のスマートホームオートメーションシステムに代わるオールインワンソリューションだ。
JoshGPTは、OpenAIの「ChatGPT」と同じ「Generative Pre-trained Transformer」(GPT)技術を搭載しており、Appleの「Siri」やAmazonの「Alexa」、Googleのスマートホームアシスタントなどが理解できない、より具体的な質問とニュアンスに答えることができる。
Josh.aiのシステムを導入するには、専門の設置業者にセットアップしてもらう必要があり、1万4000ドル(約200万円)の費用がかかると報じられている。このシステムには、位置情報を認識する2種類のマイク「Josh Nano」「Josh Micro」と、Joshリモコンが含まれ、これらはすべてJoshアプリによって統合されている。
JoshGPTの一般公開に伴い、Josh.aiのホームオートメーションシステムには、新たに「Intelligent Areas」が追加された。これは、複数のデバイスと部屋をグループ化して、自動化された住宅でよりカスタマイズされた体験を提供する機能だ。ただし、こうしたさまざまな機能を利用するには、まず設置業者がセットアップとカスタマイズを行う必要がある。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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