Metaは米国時間6月17日、仮想現実(VR)ヘッドセット「Quest 2」「Quest 3」を利用するためのMetaアカウントを作成できる年齢を、2023年内に13歳から10歳に引き下げると発表した。
10~12歳については、保護者が子どものアカウントを作成し、ダウンロード可能なアプリを管理することが可能となる。またこれらのアカウントに対しては、年齢に応じたアプリのみを表示する、アカウントを自動的に非公開に設定して他のユーザーから見えなくするといった、追加の保護機能も提供される。
VRの人気が高まり続ける一方で、コンテンツのフィルタリングや、ヘッドセットの装着が身体に影響を及ぼす可能性など、子どもがこの技術を利用することへの懸念もある。Metaの最高経営責任者(CEO)であるMark Zuckerberg氏は2021年のインタビューで、Questは小さい子どもに適した製品ではないとの見解を示し、「そのようなものが本格的に開発されるのは、おそらくかなり先の話だろう」と語っていた。
Metaは2022年に、特定アプリの承認やブロック、スクリーンタイムの確認など、Quest向けのペアレンタルコントロール機能をリリースしている。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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