デジタル大臣を務める河野太郎氏は6月16日、紙の健康保険証を2024年秋に廃止し、マイナンバーカードに一本化する方針に変わりはないと説明した。
健康保険証機能をマイナンバーカードに一本化する「マイナ保険証」をめぐっては、別人の医療情報が紐付けられるなどの誤登録が相次いで発覚している。
河野大臣は「マイナ保険証でいろいろな事案が発生したことを真摯に受け止めている。総理からも指示があったが、再発防止と国民の不安の解消が極めて重要である」とコメントした。
なお、公明党の山口那津男代表がマイナ保険証について「紙の保険証と併存させるアイデアもある。一本化するにしても、移っていく過程で皆さんが迷わないように手立てを考えたほうがいい」と述べたことについては「2024年秋のマイナ保険証一本化後も、経過措置として1年間は紙の保険証を使うことができる。その間に国民の不安解消に努めていく。山口代表の発言も同じような趣旨であると理解している」とした。
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