カプコンは6月7日、同社が6月2日に発売した対戦格闘ゲーム「ストリートファイター6」について、全世界で100万本を販売したと発表。「ストリートファイター」シリーズとしては、累計販売本数が5000万本を超えたという。
ストリートファイターシリーズは、1987年に業務用ゲーム機として第1作目を発売。1991年に登場した「ストリートファイターII」では、革新的な対戦システムが話題を呼び大ヒットを記録した。近年では、eスポーツにおける対戦格闘ジャンルのけん引役としても存在感を高めているという。
シリーズ最新作である「ストリートファイター6」は、前作から約7年ぶりに発売。対戦格闘ゲームとしてのバトル体験に加え、プレーヤーの分身となるアバターを作成してストリートファイターの世界を旅する新モード「ワールドツアー」や、プレイヤー同士が交流する「バトルハブ」を新たに採用。その他にも初心者から熟練者それぞれに合わせた操作方法や、視覚情報を用いないゲーム体験を補助する「サウンドアクセシビリティ」の強化など、さまざまなユーザーに向けた施策を講じたことにより、幅広く支持されたとしている。
本作を採用したeスポーツ大会「CAPCOM Pro Tour 2023」は、同社史上最高額となる優勝賞金100万ドル、ツアー年間賞金総額200万ドル以上を設定したことで話題を呼ぶなど、今後もeスポーツタイトルとしても楽しめるよう、さまざまな施策を展開していくという。
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