NetEase Gamesは、自社ゲーム部門のNetEase Gamesによる出資のもと、エンターテイメントプロデュース会社である「株式会社ピンクル」を設立したことを、5月29日付けで発表。代表取締役社長には、「ドラゴンクエスト」シリーズを手がけた元スクウェア・エニックスの市村龍太郎氏が就任する。
ピンクルは、エンターテイメントプロデュース会社として、家庭用ゲーム機向けタイトルの開発を主軸に、ゲームの企画やプロデュース、エンターテイメント事業の展開やコンサルティングを行う。
代表を務める市村氏は、「ドラゴンクエストVIII 空と海と大地と呪われし姫君」、「ドラゴンクエストIX 星空の守り人」、「ドラゴンクエスト モンスターバトルロード」などのゲームタイトルをはじめ、アニメ「ドラゴンクエスト ダイの大冒険」、「ドラゴンクエスト30周年プロジェクト」における“ライブスペクタクルツアー(ライブエンターテイメント)”、“ドラゴンクエスト・ザ・リアル(ユニバーサルスタジオジャパン)”、“ドラゴンクエスト 竜王迷宮からの脱出(リアル脱出ゲーム)”、“ドラゴンクエスト ミュージアム(展示イベント)”など、エンターテインメント全般のプロデューサーを務めていた。
また取締役には、エポック社で「ドラえもん」、オリエンタルランドで「ダッフィー」、スクウェア・エニックスで「ドラゴンクエスト ダイの大冒険」などのブランディングやマーケティング、新規事業開発やオンラインビジネスの事業戦略などを務めてきた、小倉隆史氏が就任する。
今後はエンターテイメントプロデュース会社として、家庭用ゲーム機向けタイトルの開発を主軸にしつつ、これまでの多彩な経験を生かし、さまざまなエンターテイメント領域においての企画やプロデュースを実践。世界中のユーザーに向けて良質なエンターテインメント体験を提供していく予定という。
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